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いい家ができるおまじない

2011年06月01日

5月28日(土)雨

前夜に、台風の予報と梅雨入りが同時に報じられた、翌土曜日。
雨に濡れるなんじゃもんじゃハウスでは、ほんの少し緊張感が漂っていました。
群馬から駆けつけてくれた大関さんの師匠のおかげもあって、3日かかると思っていた
建前(柱、梁といった部材で家の骨組みを建てること)はほぼ2日で済みました。

大工の馬場さんが、組み上がった梁や柱を静かに眺めていました。
最近はずっと大関商品研究所のお店やシェアハウスの施工をしてきたけれど
木組みで新築の家を建てるのは、馬場さんにとっても約20年ぶりです。

お昼休憩のあと、師匠の桑原さんがやってきて、上棟祝一式を作り始めました。
組み立てキットのようなものも用意してあったのですが、
「昔ながらの大工は自分で作るもんなんだよ」と言って
そのごつごつした手で、半紙を丁寧に折り始めました。

どうやら、作り方を大関さんといずみちゃんに教えたいようです。

神様に捧げるものだから、ちょっとした折り幅のズレもないように
紙も重ねることなく、1枚ずつ折り線をつけていきます。
現場にカッターがなかったため、鑿(ノミ)で切れ込みを入れていました。
ザ・大工。

いま、魔除けのための「幣束(へいそく)」を作っているところです。
ひと通りやってみせて、今度は大関さんといずみちゃんに「やってみな」と渡します。

次は幣束台と幣串(へいぐし)を作ります。

こちらも、師匠がまずやってみせてから、いずみちゃんと大関さんに渡します。
幣串は垂木を削って作ります。
最初は遠くで見守っていたけど、結局やいやい寄って来ちゃう師匠。

幣串にぬさを取り付けて、幣束を作ります。

社長と新入社員、共同作業中です。
出来上った幣束を台に取り付け、裏側に水木(みずき)を打ち付けます。
これは家が焼けない、火事から守るといった意味があるそうです。
さらに、扇と五色の吹流しを。

ほぼ完成形が見えてきました。
仕上げに「上棟」の文字と、施主と施工者の名前、日付を書き入れます。
この光栄な仕事を任されたのは、副棟梁に任命された、いずみちゃん。

施主である「大関商品研究所」の名前が見当たらないけど、
まあいいではないですか!

で・き・あ・が・り!

お供え物は、色々と異なるやり方があるようなのですが、
鯛、洗い米、塩、野菜、餅をお供えしました。
師匠によれば葉つきの大根やネギなど、
大地にしっかりと根付く野菜がよいのだそうです。

餅まきのお餅とおひねり、お菓子も到着しました。
おひねりの中には縁起物の五円玉が入っています。

少しずつゲストも集まってきて、現場が急に浮き浮きし出しました。
考えてみれば、なんじゃもんじゃハウスがお客様をお迎えするのはこれが初めて。

近所の子どもたちがやってきました!
いよいよスタートの時間です。

まずは、厳かに「上棟式」が始まりました。
鳶の職人さんたちにとっては、まさに晴れの日。
彼らがこの土地を切り拓き、基礎を築いてきたのです。

なんじゃもんじゃオールスターズの面々もちょっと緊張しつつ、
神様に感謝と祈りを捧げ、滞りなく式を終えることができました。

さあ、いよいよ「餅まき」が始まります!
お菓子をまくよ!と言ったときの子どもたちの嬉しそうな顔!

撒く方も気合いが入っちゃいますよね。

いっぱい拾った?

餅まきの後は、宴会へ。
みんなリラックスして、嬉しそうな笑顔です。

あんまりみんなの笑顔がすてきだったから、
沢山お見せしたいんですけど、スペースの関係上、ここまで。
ゲストの皆さんのご様子なども
なんじゃもんじゃハウスのFacebookで紹介していますので、
よかったら見に来て下さいね。

お帰りのお土産は、謹製「なんじゃもんじゃモナカ」。
オリジナルロゴの焼印が入った、自信作です!

上棟式に来て下さったゲストのお一人は、近所の奥さんに
「お手洗いが必要だったら、うちのを使って下さいね」と声をかけられたそうです。
50年来、なんじゃもんじゃの敷地のお隣に住んでいる奥さんですが、
「建物も素敵だし、あの木も大事に残してもらって」と言っていたそうです。
本当に、ありがたいことです。
ご近所の皆さんは、畑をつぶして通路を造ってくれたり、
伸びすぎてしまうタケノコを刈ってくれたり、本当に温かく
なんじゃもんじゃハウスを見守って下さっているのです。

ご近所の方たちだけでなく、
集まってくれたゲストの皆さんも、心から一緒に喜んでくれて。
その笑顔から、なんじゃもんじゃハウスを応援してくれている気持ちが
じんじん、ぎゅんぎゅん、伝わってきました。

今日のみんなの笑顔や、笑い声が、この家に染み込んでくれたらいいなあ。
いや、きっと染み込んでいるだろうな、そう思いました。
上棟式よりお神酒より、
それが一番の「いい家ができるおまじない」なんじゃないかって気がしました。

なんじゃもんじゃハウスが完成したとき、
もっともっと、皆さんに愛される場所になりますように。
工事はまだまだ続きますが、がんばりますので、
引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。

また、遊びに来てね!

 

 

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