やりたいことは、やってみよう。「日常」は、もっと自由になれるから。ツリーハウスを囲んで暮らすシェアハウス

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働く体

2011年07月21日

夏です。隣の畑のトマトが青い実をつけました。

なんじゃもんじゃの工事が始まったばかりの頃、大関さんが
「こういう人たちと一緒に働くっていうのは、ほんとに気持ちのいいものですよ」
と話していたことを覚えています。だから現場が大好きなんだ、と。

そのときは、「職人気質」といわれるような、皆さんの人柄や職場の雰囲気が
まっすぐで飾らないから、一緒に仕事をしていて気持ちいい、という意味だと思いました。

でも、カメラを構えているだけでも汗が流れるような暑さの中、
職人さんたちと大関さんが汗を流している姿を眺めていたら、
それだけじゃないな、と思いました。

初めて現場に一日立ち会わせてもらったとき、くたくたになりました。
まだ建前(家の枠組みを組んでいるとき)の最中でしたが
2階や3階の高さの慣れない足場でバランスをとり続けて、
体がずっと緊張していたんだと思います。

職人さんの働く姿は、美しいと思います。
身ひとつで物と向き合って、何かを作り出していくことができる。
人間は自由で力強いんだなあ、と感じさせてくれます。
働く、ってこういうことなんだなあ、と思います。
人柄とか技の希少価値とかを脇に置いておいても
シンプルに美しい「働く体」がそこにあります。

今日はそんな視点から、職人さんの姿をご紹介できればと思います。

 

●しなる

馬場さん60代後半とは思えない、しなやかな体。若いいずみちゃんも負けてません。

●のびる

踏ん張りながら伸び上がる。
力仕事のコツは、重力とうまく付き合うことなんだと思います。

●まっすぐ

大工の赤木さんはいつも、シャツも背筋もピンとして、後ろ姿が清々しいです。

●脚立で

地面の上にいるより、脚立の上にいる方が自然。(言いすぎ?)

●高いところで

腰から下に安定感があるから、高いところでも軽やかで、自由に動けます。

●道具

素材と向き合い、生み出す力。
工具も、職人さんの手みたいないい表情していたり。

●スタイル

くわえたり、耳に挟んだり、が粋です。

●チームワーク

1階から3階まで、慎重にガラスを運び上げているところ。

 

職人さんたちの休憩時間が好きです。

この日は職人さんたちが習っている社交ダンスの話題に花が咲きました。
中には20年以上のキャリアを持つ人も。
こういう体を見せられたら、「踊れる職人」はすごく自然な成り行きに思えてきます。

職人さんたちと「一緒に働いていると、気持ちいい」もうひとつの理由は
自分の中の「働く体」が目覚めることかもしれない、と思います。
「立ち戻る」といってもよいかもしれません。
自分の全身を使って、何かを好きなように生み出すこと。
デスクワークではなかなか得られない体験です。
なんだか力が湧いてきます。自分もやりたくなってきます。

私も指でシャッターを押すだけでなく、体を動かしたくなったので、
なんじゃもんじゃの木に登ってみました。
木登りはたぶん大人になってから初めてだと思います。アラサー女子。

樹上からの風景。ツリーハウスからの眺めもこんな感じかも。
そして、なんじゃもんじゃ目線で見下ろす、働く背中です。

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