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永田さんの話

2011年11月05日

柿も熟れ切る10月下旬。
完成間近のなんじゃもんじゃハウスに行ってきました。

こちらは大きな窓のあるラウンジ、のキッチン。
お店の移転などがあり、スケジュールはちょっと遅れ気味ですが
職人さんだけでなく、いずみちゃんはじめ所員総出で作業しています。

永田さんは、大関商品研究所の経理さんです。
「ドボク経理」として、ブログやTwitterにも何度か登場したことがあります。
といっても、本業はあくまで経理。前職は会計事務所に勤務。
(むにゃむにゃ言って詳しく教えてくれませんが、どうやらそれなりに偉かったらしい)
その道のプロです。

入社してもうじき1年が経ちます。
「大関商品研究所」という会社ができる前、
つまり大関さんが一人で(個人事業主てやつです)お店をやっていた12年前から
会計事務所の担当車として、大関さんのお仕事を長年見てきた人。

年中組から中学3年生まで3人のお子さんを持つパパであり、
今はやりの「イクメン」だったりもします。
会計事務所勤務の頃は、かなり激しく働いており、大関さんいわく
「この人ほんと死んじゃうんじゃないかって思ってた。いつも蒼白い顔してて」
大関商品研究所に転職してからは、服装も働く時間もあまりに大きく変わったので
お子さんたちに「ほんとは会社に行ってないんじゃないか疑惑」を掛けられたことも。

「全員、現場に出る」のが大関商品研究所のルール、
というわけではないのですが、時々ドボクもやっちゃう経理さん。
この日も、工事中のなんじゃもんじゃハウスで
永田さんが職人さんの間で、お掃除をしていました。

大関商品研究所を誰よりも知る男。
完成間近のなんじゃもんじゃハウスで
そんな、永田さんにお話を聞きました。

 

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大関商品研究所に入ってから、
まだ1年くらいなんですよね。
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去年の10月に大関さんに、会計事務所辞めるってご挨拶の電話をしたら
「うちに来ませんか」みたいに言われたと思うんですよ。
で、たぶんお世話になります、ただちょっと時間下さいと答えたと思います。
とにかくゆっくりしてみたいと思ってたんですよね。1ヶ月くらい。

子供たちには、辞めるって後から言ったのかな。
(以前いた会計事務所では)それなりに偉かったので、
「偉いんだ」というのは分かってたみたいですね。
それが「偉くなくなったんだ」っていうのは分かったみたい。
こんな、汚れて帰ったりするじゃないですか。
だから「経理じゃないの?」って思ってるみたい。
奥さんは、偉いとか偉くないとか興味ない人なんで、関係ないみたいですね。

(大関商品研究所に)入って、健康になりました。
社長によく言われますもん、「ほんと顔色よくなりましたね」って。
前は、死にそうな顔してたけどって。倍くらいは寝てますもんね。
運転中よく眠くなってましたから、あのままだったら事故でも起こしてたかも…
本当に、今があることに感謝です。

昔は、子供に朝ごはんを食べさせたりしてて、自分も出勤前で忙しいのに
子供がこぼしたりすると、すぐ手が出てた。
でも今は全然。前はいかにイライラしてたのかって分かりましたね。

 

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永田さんは、飲食店の経験があるんですよね。
厨房でリーダーシェフだったこともあった、
と聞いたことがあるのですが。
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飲食店やってたのは、
大学をドロップアウトして、今で言うフリーターだったときですね。
大学ではバスケばっかりやってて、中退したんで。
中学までは陸上をやってて、高校大学はバスケットボール。
楽しかったですね、バスケットボールは。
厳しかったですけどね。

(流しそうめんの準備で台所に立つ)

飲食店でバイトしてるときに、社員になれってうるさくて。
「いやオレはデスクワークが向いてる」と言って、会計事務所に入ったんです。
高校のときに税理士になろうと思っていて。
専門学校の資料とか取り寄せてたら、親に見つかって「ばかやろう、大学行け」って。
でもそのまま行けばよかったですね、結局この道に戻ってきちゃったんで。
税理士になりたかったのは、
「税金なら絶対無くならないから、食いっぱぐれない」と思ったから。ただそれだけ。
でも多分もう少しで(会計事務所の今の仕事内容が)
大幅に無くなるんじゃないですかね。
会計ソフトとかすごくいいものが出来てきてるんで、
あれ下手したら税理士要らないですもん。
税理士から文句来るらしいですよ、あんまりいいソフト作ると

3つの会計事務所に勤務しました。
3つめの会計事務所は、17年くらい勤めた。
そこに勤めてるときに、大関さんと出会ったんですよね。

そのときの会計事務所は小さかったので、
「早く大きくなりたい」という気概もあって。見事大きくなったんですけど。
一般的に思われるような、暗いイメージの雰囲気は全くない事務所でした。
自分は、とにかくお客さんと喋るのが楽しかったんですよね。
お客さんと喋ってて、色んな問題解決してあげたりとか。
でも、 マネジメントとかやる立場になって、
大関さんとこの担当も外されちゃった。
お客さんに会わないと、私はつまんないんですよね。
そのままの感じで徐々に大きくなりたかったんですけど、周りは違ってた。
あれも、これもって感じで…

会計事務所を辞めるときは、行くとこなかったらどこでもいいやと思ってました。
自分で会計センター作ってもいいし、
最近「雑誌集め」ってあんまり見ないけど、出来るのかなとか。妄想してましたね。
別の会計事務所に行くにしても、小さいところがいいなと思ってました。
これからって感じで。
大きいところは決まり事が多くなって、つまらないんで。

 

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入社する前と後で、大関商品研究所の
見え方が変わったところはありますか?
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(会計士として担当していたときは、大関さんに)
月に1回か2回しか会わないわけですよ。
興味はありましたね。それまでに出会った経営者とは全く違ってた。

(クライアントは)零細企業がほとんどでしたから、
大企業の社長が書いたような本を読んでも役に立たない、
大企業の方法はそのまま使えないんです。

(担当者として困りごとの相談に乗って、うまくいっている会社の例を話したりするが)
でも大関さんはうまく行ってても、参考にならなかった。
なんでうまくいってるんですかって訊いても、「よくわかんない」って言うんですよ。
「いい加減だよ」とか言うんですけど、そんなこと他のお客さんに言えないですから。
「なんか、テキトーにやってるみたいですよ」なんて。
みんな一生懸命やってそれでも結果が出なくて大変だ大変だとやってるのに、
「テキトーだよ」なんて言うのは、ねえ。
なんて不思議な人なんだろう、と思ってましたね。
あと、全然驕(おご)らないですよね。

それと、興味あることはやってみないと気が済まない人なんだと思った。
休みた~い、って言ってますけど全然休まない。
ある程度したら会社の社長って退いちゃうじゃないですか。社長業に専念しちゃう。
でも大関さんは、ずっと自分でやってる。
どっちがいいか分からないですけど、まあ本人が楽しいか楽しくないかですよね。

とりあえず全部自分でやってみるんですよね。
人に指示して「じゃこれやってみて」じゃなくて。
パン屋やるってなればパン作ってみるとか、買って食べてみるとか。
ほんと色んなこと自分で試すんですよね。
まずは試してみて、「自分がやるか、他人に任せるか、やめるか」、判断する。
やっぱり今みんな賢いし、頭よすぎるんだと思うんですけど、
多くの人は、先を読んじゃうじゃないですか。
だから誰も行動しない。
どうせやってもだめだよね、みんなやってるしって。
「いや、今さらパン屋やっても……」とか思っちゃうじゃないですか。
でも世の中、多くのことでまったく新しいものは出てきてないんですよね。
だからやりようによっちゃあ何でもできる、って分かってるんでしょうね、大関さんは。

アンテナが高いんですよね。
だからキャッチしちゃう。それで、それをすぐ自分でやってみる。

入社してみて、思ったよりちゃんとしてて、びっくりしました。
お金の計算もちゃんとしてるし。
(飲食店の)オペレーティングを見ているときの目つきとか指示とか、物件選びとか。
高いものは高い、イヤなものはイヤって言えるし。
人に頼るってことあんまりしないですよね。
でも、任せるのは上手だと思う。それと、本当にたくましいって思います。

あと、人にも強制しない。
「経理でいい」って言われて入ってきたけど、現場やれ、とか言われなくても
みんなが頑張ってるのを見ると、「やりましょうか」とつい言ってしまう。
強制してやらせるんじゃなくて、動いてみようかなって思わせるのが、
さすがだなって思いますね。

集まってくる人も、すごいですよね。
谷口さん(いずみちゃん)はやっぱりすごいなあと思う。
本当に楽しんで仕事している。すごく大事なことだと思う。
それとこないだ僕が、
「会社盛り上げて、社長を金持ちにすれば自分も金持ちになれるから!」と言ったら
「永田さん、それより自分が金持ちになることを考える方が早いよ」、
って言われたんです。
「そうだね…」って答えて、そのあと1日考えちゃいましたね。

僕は、「社長が軽自動車に乗ってたら、従業員ベンツ乗れないじゃん」
という考えがずっとあったんですけど、谷口さんに言われて
「へえーっ」って。
ほんと、こうじゃなきゃいけない、という考え方ってないんだな、と思いましたね。

立花さん(かなちゃん)はとにかく、決めたらやりきりますよね。
あのくらいの目標達成能力が僕にあったらすぐに(税理士の)資格取れてたでしょうね。

だから自分も、「ジジイでも何かできるよ」って見せたい。
みんな諦めちゃってるじゃないですか。
ここにいると、そういう気持ちにさせてもらえる。
昔は、根拠のない自信ばっかりだったんですけど。

 

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将来、ご自分でもお店をやりたい、と
思っているそうですね。
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会計事務所勤務のときから、将来、何か絶対自分でやりたいなって。
自分のビジネス。それで飲食店をやろうと思って。
あと本気で、自分のやりたい会計事務所をやろうかなと。
パート(の経理)さんって、辞めちゃうじゃないですか。
だから支払いから給与計算まで、何から何までやってくれるサービスを。

お店も、会計事務所もやりながら、大関商品研究所の経理も続けたいです。
それは(大関さんの仕事を)近くで見ていられるからというのもあります。
あと、大関さんは、つまんないことに時間を使ってほしくないんですよね。
給与明細作るとか……そういうのも昔は全部、大関さん自分でやってたんで。
一回やったことだから、もうやらなくていい。
もっと「らしいこと」に時間を使ってほしい。海外行くんでもいいんですけど。
給与明細作ってる大関さんは、それはちょっともったいないだろ、と。

だから大関商品研究所の社員として経理をやりながら、
自分のお店も、会計事務所も、全部やりたいなって。

自分のお店をやるときは、自分で(内装工事を)やりたいんです。
谷口さんに習って、谷口さんに監督してもらって、
自分でやりたいというのが、ちょっとした夢ですね。

 

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永田さんも、現場が好きなんですね。
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小学3年生くらいの頃の夢が、「大工さん」だったんです。
たしか作文にそう書いてました。
親戚に大工がいて、うちの家を建ててくれたんです。小学校に入る前に。
それがすごく格好良かったんですよ。
何でもできそうな感じがするじゃないですか。
こんな大きな物作れるんだから、ひとりで。

だから、そう。自分でやりたいんですよ。


現場が好き。
自分でビジネスをやりたい。
どうやら大関商品研究所の人々は、みんな共通するビジネスマインドというか
「気概」を持っているように思えます。

「経理さんも現場に立つ会社」って、大関商品研究所らしいと思っています。
(しつこいですが、永田さんは自分で会計事務所がやれるくらいのプロです)
つまり、「やればいいじゃん」ってことなんだと思います。
結果的に、現場のことも、商品のことも、働くみんなのことも、
よく知るようになります。
そういう経理さんは、おおいに会社の強みになるのだと思います。
でもたぶん、そうした結果を狙ってやってることではなく
「やれるなら、やればいいじゃん」というだけだと思います。

私は、こんな「ドボク経理さん」がいるところが
大関商品研究所のカッコイイところだと思っています。

そんな人たちが、作った家です。
ほら、家もカッコイイでしょ?

さあ、大関商品研究所のオールスターズたちも
これで全員、紹介し終わりました。
「いよいよ」と言い続けて数ヶ月。すみません。
でも本当に、いよいよです。

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かっ、かっこいい…

じぶんで家建ててみたい…

特に、石ころが壁に埋まっている姿、すてきにいおもいました〜

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